第62回のビルマ殉難者の日にあたり、
2009年7月19日は
62周年の烈士日(ビルマ殉難者の日)です。
62周年の烈士日(ビルマ殉難者の日)です。
1947年7月19日にビルマ独立の父親アウンサン将軍とともに6名の指導者たちが暗殺されてしまったのです。祖国ビルマのため生命まで犠牲にしたアウンサン将軍と、指導者の皆様に哀悼を込めてこの原稿で表彰の意を表します。
私たちが子供のころから毎年この日、時計が午前10時37分を指すと、ラジオから聞こえてくる汽笛を鳴らす音とともに、戦死した指導者の方々に謹んで冥福をお祈りしていたのは1990年ころまででした。
現 在は、独立のため生命まで犠牲にした愛国指導者の皆様に敬意を表す追悼会と汽笛を鳴らす機会は失われてしまったのです。それだけでなく子供たちの教育のた めの教科課程からもこのことが削除されてしまったのは最悪のことです。ミャンマー独立と愛国の歴史をなかったことにしようとしているのは明らかです。
ミャ ンマー独立の父アウンサン将軍が結成し、国民の生命財産の安全と安心を守ってくださった国軍、そしてこれに対し、現在の軍事政権の身内のグループだけが繁 栄し、それに反対する国民と僧伽を殺している軍隊は非常に異なっています。独立と愛国の歴史を消すのは彼等軍事政権のためには都合いいかも知れませんが 次代の人々、未来の指導者を育てあげることはできません。
ネーウィン将軍による国家評議会が政権をとるようになった1962年代から政府は、豊富な天然資源、国の財政、それにもまして大切な教育までも打算的に利用して、現在は国民の生活のレベルやさまざまな保険制度まで悪化しているのは 国際的にみても明らかなことです。
ネーウィン時代から始まって、今ふたたび強固になった軍事政権の軍隊は、世界の仏教国の中でも 特にすぐれている僧侶まで捕えて殺すようになってしまいました。私を含めたミャンマー国民の皆さんの心の中を苦しめているのは、いつもこのことです。
亡きアウンサン将軍は、国民と僧侶みんなに愛され、そしてミャンマーの国と国民のために犠牲になったことが世界的に認めれているのは歴史的に明らかです。
お父さんのように国民みんなに信頼され、そして世界が認める平和の指導者アウンサンスーチーさんによってミャンマー連邦の将来が順風満帆で豊かなもの、平穏なものとなるよう強く願望しております。
戦死した指導者の皆様には、敬慕しつつ、また悲しみとともに謹んで冥福をお祈りします。
ティンウィン(東京)
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