10月例会の概要
時:11月16日、9:30~12:00
於:駒込地域文化創造館
今月は顧問日下部伸氏が出席して下さって活発な報告・討論が行われた。
会長あいさつ
例会が月一回となったので、インターネット等で連絡・情報の共有を密にして欲しい。会長の活動 報告として、前回の会議でビルマ人に対する難民対策をBRSAの会長として入管に確認して欲しいという要望があったので、入管の責任者と面会した。その結果報告
1 原則、難民法の規則に基づいて難民の資格審査を行う。認定者は少ない
2 特別在留資格は、帰国すると危険という人には発行する
3 ビザの発行が受けられない人:本国・日本で全く活動していない人、並びに、難民資格があって も著しく素行の悪い人
4 活動の質が大切:デモや集会に出席して大勢の中での写真は、低い評価。高く評価される活動は、自分の祖国に対する思いや信念を独創的なやり方で実行する活動及びその成果
5 BRSA内には自分の能力を発揮できる機会が多くあるのでそれを利用して欲しい。
活動報告
1会計―9月会計報告
収入: 会費 113,500
保証金戻り 60,000
出費: 事務費 25,260
会場費 60,000
帳簿残 843,949
銀行残 1,074,998
合計 1,918,947
2 政治活動
本国での政治状況報告。それに関連して民主化が進めばBRSAが今まで行ってきた活動を見直 し、新しい方向性を検討する必要がある。メディアの報道を注視すること。
3 オーマーさんが「収容の代替措置~外国人の収容を回避するために」と題したワークショップ(10 月14日)に出席。その件に関する報告があった。(「ニュース」の中にワークショップに関する報告を掲載)
4 対外活動
月の活動報告。恒例となっている冬の旅行に関するアイディアを出して欲しい
会長:BRSAは互助団体であると同時に政治活動の団体である。会は民主的に運営され、会の活 動に参加することで本国の民主化に向けて民主主義の精神を学ぶ場所ともなっている。そのことを念頭に会の運営・活動に積極的に参加して欲しい。
役員会議 11:00~12:00
会長:今年度2回目のセミナーの主題に関してオーマーさんより提案が出されている。オーマーさんに報告してもらうが、セミナーは遅くとも12月5日(日曜日)までには開催したい。
オーマー提案
セミナーは、BRSAの若いメンバーや日本人にビルマの政治状況をより深く理解してもらうことを目的として、日本人にも参加してもらい、他団体のリーダー格の人々・経験者にビルマのこれまでの民主化に向けた歴史・運動、さらに「民主化の将来」に関する講義をしてもらう。
セミナーはこの方針で開催することに決定。
会長:組織活動は各々の役割を果たすことで成り立っている。BRSAは充分な計画がないまま活動が行われ上手く執行されていないケースが間々あるので、頑張って欲しい。例えば、冬の旅行の計画もいまだ具体的な計画がされていない。秋のセミナーは充分な準備をして欲しい。
広報活動は引継ぎが上手く行われず、いまだ活動に支障がある。
セタナーは広報部の一部として活動して欲しい。過去その活動内容が会議等で充分報告されず、例えば発行日などの事前報告はなく独自に編集されていたが、今後発行については広報部長と相談し、そのことを役員会議で報告して欲しい。
熊切氏:組織的な問題より、セタナーの内容がいかに読者に受け取られているかのほうが大切な事項だから、内容に関する話をして欲しい。
日下部氏:広報で重要なことは、1.面白いか、面白くないか、2.伝えたいこと、伝えるべきことを考慮して発行日を決める、3.広報では双方向の情報共有が必要なので各会員も情報・写真を編集部に送ること、である。このことを念頭に会員全員の機関誌として情報の発信を行って欲しい。
最後に顧問日下部氏より次の言葉を頂いた。
日下部氏:今日はこの会に出席して皆の熱心さに感銘を受けた。組織活動の重要なことは、1.会議は多くの参加者のもときちんと開催すること、2.情報を共有すること(広報はその一部)、3.資金を集め管理すること、の三項目である。経験から、全部が上手く機能しないと、組織はつぶれる。BRSAが維持できていることは皆さんの努力の賜物であり素晴らしいことである。
上記三つの項目に共通のこととして、「誰が、何を、いつまでにやるか」ということである。「誰かがやるだろう」は絶対に駄目。広報ではホームページが一番大事であり、担当者に情報・写真を送り内容を充実させること。
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